屋根の形とその特徴① ~切妻・寄棟・片流れ編~

2022年2月15日火曜日

屋根のこと

t f B! P L
前回のブログでご紹介した屋根の形について、今回は特徴をご紹介していきます。







 
エントリー№1 切妻屋根


~ シュッとしたカッコ良さ、2つの四角面で構成されるシンプルさも◎ ~


 
<基本特性>

・平部、大棟部、袖部のみで構成される簡単な屋根形状
・瓦ならではの調整できる働き長さを活用して、現場加工が最小限で施工が楽ちん

< 特 徴 >

・簡単な構成かつ施工が楽で安く仕上がる
・南面を広くとることで、太陽光パネルをいっぱい載せられる
・小屋裏空間が広くとれ空間を有効利用できる
・軒と棟の長さが十分に確保でき、吸排気がスムーズにいく(換気性に優れる)





エントリー№2 寄棟


~ 柔らかく周囲になじむ屋根、どの方角にも屋根がある堂々な様も◎ ~




<基本特性>

・平部、大棟部、隅棟部で構成される屋根形状
・基本の屋根形状ではあるものの、斜めに上る4本の隅棟部で現場加工が必要

< 特 徴 >

・方向を選ばず、高さ制限に引っかかりにくい(「屋根の形はどうやって決まるの」で紹介)
・どの方角にも屋根(軒)があることで、外壁を日光や風雨から守ってくれる




エントリー№3 片流れ



<基本特性>

・平部、片流れ棟部、袖部で構成される簡単な屋根形状
・瓦ならではの調整できる働き長さを活用して、現場加工が最小限で施工が楽ちん

< 特 徴 >

・簡単な構成かつ施工が楽で安く仕上がる
・太陽光パネルをいっぱい載せれる
・小屋裏空間を有効利用できる(採光や吹き抜けとしても利用しやすい)
・雨漏り事例の一番多い屋根の形のため、施工には注意が必要


自己紹介

自分の写真
株式会社鶴弥 営業企画部の牧野です。 愛知県半田市に本社を構え、陶器瓦の製造・販売をしています。 家づくりのご参考になる屋根情報を掲載しています。

このブログを検索

アーカイブ

QooQ