一番性能がいい瓦は? ~vol2~

2023年3月14日火曜日

t f B! P L
こんにちは。
この間、一番性能がいい瓦は?!と題して、
重さ・設計価格の差をご紹介しましたね☆

  こんにちは。いままで『 見た目 』と瓦選びに関して投稿してきました☆ KAWALIFE Tsuruya's blog https://kawalife-tsuruya.blogspot.com/2022...





『 瓦は外観イメージからお選びください 』というのが正直なところなのですが・・・
でもやっぱり性能差が気になる!といったところもあるので
そんなみなさんの疑問に、今日も応えるべく、
『 瓦とその性能 』 を比較列挙していきます!




今日も2つ、ご紹介します!

  • 耐風性能
  • 防水性能
  •  


    まずは、耐風性能


    鶴弥の製品は全て防災ロックがついた、防災瓦です。
    3,336N/㎡あれば、日本全国どこでも網羅できるぐらいの高い数値なのですが、
    和瓦(エース・スーパーエースJ2)に軍配が上がりましたね!

    それもそのはず、
    「㎡あたりの強さ」っていうことが単位からもお分かりいただけると思いますが
    サンレイやタイプ1などの平板瓦に対して
    和瓦は㎡あたりの瓦の枚数が多いです。(平板が12枚、和瓦が16枚、1.3倍ですね!)
    瓦1枚あたり、釘1本打つので結果的に釘の本数が多くなる=留め付け強度がUP
    ということになり、強度に差が出たのですね☆

    ちなみに、下地に何を使うのかによって強度に差は出ます。今回は一般的な木下地での強度比較させていただきました。



    次いで、防水性能




    こちらは各製品に対して試験成績書がある、最低勾配を記載しています。
    ※対応勾配ではありませんのでご注意ください。
    やっぱり最新で緩い勾配用のスーパートライ110タイプ1プラスが強いですね!
    なお施工可能な最低勾配は2.0寸(流れ長さ6m以内)です!
    斜線制限で最近緩い勾配の屋根や
    片流れ屋根増加によって流れ長さが長くなっていますので、活躍が期待できますね!

    ちなみに、この性能差は重なりや大きさが影響していると思われます!
    例えば
    サンレイは瓦と、その上にくる瓦の重なりが50mm程度であるのに対して、
    タイプ1などの平板瓦は70mmぐらい。やっぱり重なりが深いと、その分裏に水が回りにくいと考えられます。
    エースにおいては瓦1枚当たりの大きさが他に比べて小さいです。(前述の耐風性能でも記載したように、㎡あたりの枚数が1.3倍になるぐらい。)
    その分瓦裏に水が回りやすいといったところでしょうか?
    あとは何といっても
    新しい製品はいろんな状況下を想定して改良・開発されているので強くなっている!
    というところでしょうか?!





    F型瓦で業界初、2.0勾配まで対応可能 線勾配屋根対応の防災F型瓦です。 既存製品の「スーパートライ110タイプⅠ」から さらに防水機能を強化したことで F型瓦としては業界初の2.0勾配対応を実現しました。 スタン...



    さて、ここまで来ました。


     前回も含めた、今日のまとめ 



    ※各仕様に基づいたものなので、ぜひブログと一緒に見てくださいね♪


    次回以降で、各項目をフカボリします!こうご期待!!!




    自己紹介

    自分の写真
    株式会社鶴弥 営業企画部の牧野です。 愛知県半田市に本社を構え、陶器瓦の製造・販売をしています。 家づくりのご参考になる屋根情報を掲載しています。

    このブログを検索

    アーカイブ

    QooQ