屋根を知る~そこだけでそんなに見た目が変わるの?!編 その①~ 

2022年3月10日木曜日

屋根のこと 瓦のこと

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今回は「屋根の形」だけでなく「屋根に関連する寸法」が影響して「外観」が出来上がることをご紹介していきます。 
題して! 『それだけで?!見た目が変わる屋根のアレコレ』  

 ※注意※ 屋根以外の要因(窓・建具の配置、周辺環境等)は除外するため、同一条件で屋根のアレコレをご紹介します。


 軒の出・袖(ケラバ)の出

 


軒・袖の役割(メリット)

  • 夏と冬の太陽の角度を利用して、日差しの調節ができる
  • 雨漏りの抑制、防止する
  • 窓から屋内に雨が降り込むのを防止する
  • 外壁を日光や風雨から守ってくれる

デメリット

  • 出を大きくする分、斜線制限に引っかかりやすくなる
  • 面積が大きくなる分値段もUPする



まずは切妻屋根 から…
 一般的な軒の出・袖の出  450

 これが最小値だよ軒の出・袖の出 0



次は寄棟屋根
 一般的な軒の出 450



 軒の出を最小の0にしてみました!



最後に片流れ屋根
まとめてドドーンと(左が出0mm、右が450mmです)




軒・袖の出によって建物の印象も変わる



疲れたので今日はここで!次回は「その② 屋根勾配」をお届けします!


自己紹介

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株式会社鶴弥 営業企画部の牧野です。 愛知県半田市に本社を構え、陶器瓦の製造・販売をしています。 家づくりのご参考になる屋根情報を掲載しています。

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